ワシントン州レントン市 — ドライバーや住民、企業代表からのパブリックコメントを受け、現行契約を延長するかどうかで意見が分かれる場面もありましたが、レントン市議会は賛成6、反対1で Recology King County と10年間の新たな契約を結ぶことを承認しました。
市と Republic Services との現在の契約は2027年3月に終了します。3月2日に公益事業委員会(Utilities Committee)で示された調達スケジュールによると、Recologyは2027年4月1日からサービスを開始する予定です。契約総額は10年間で約2億4,100万ドルと見込まれ、ごみ収集、リサイクル、コンポスト(生ごみ)回収を2037年3月31日までカバーします。固形廃棄物サービスの費用は、利用者の公共料金によって賄われます。
委員会で示された料金改定案
3月2日の説明では、Recologyとの契約案に基づく2027年の料金見込みが示されました。
資料によると、一般家庭向けの35ガロン標準カートの月額料金は、2026年の約32ドルから2027年には約38ドルへ、約6ドルの値上げとなる見込みです。4立方ヤードのコンテナを使用する事業者向け料金は、月額450ドル超から約550ドルへ上がると示されました。
市議会議員はこれらの数字をもとに議論し、値上げ率の受け止め方についても意見を交わしました。また、近隣都市との料金比較も行われ、値上げはあるものの、地域内の水準に収まっていると説明されました。
従業員の移行に関する規定
Recologyとの契約には、現在レントンのルートを担当している収集作業員に関する条項が含まれています。
委員会資料によると、Recologyは前契約業者のもとで市内ルートを担当し、新契約により影響を受ける作業員に対し、優先的に雇用の機会を提供する必要があります。作業員はTeamsters Local 117または174の組合に加入し、移行時点での賃金や福利厚生の積み立て条件が維持されます。さらに、移行期間中のCOBRA医療保険料の補償も契約に含まれています。
公開意見は賛否さまざま
パブリックコメントでは、両社の代表者や住民が意見を述べました。
Republic Servicesの複数のドライバーは、現行契約を2年間延長するよう市議会に求めました。一部の発言者は、新しいドライバーが現在の担当者ほどルートに精通していない可能性を懸念しました。延長を支持する住民からは、料金面の影響やこれまでのサービス経験が挙げられました。
一方、Recologyの経営陣やリードドライバーは新契約を支持しました。同社の副社長は、Recologyが「100%従業員所有」の企業であると説明し、ドライバーは現在のルートを継続できると述べました。
Republic Servicesの代表者は、短期延長の要望を改めて表明し、地域との連絡体制を強化する考えを示しました。
審議と採決
同日早い時間に、公益事業委員会はRepublic Servicesとの2年間延長を勧告する多数意見報告と、Recology契約を支持する少数意見報告を提出しました。
キム=カーン・ヴァン市議が多数意見報告の採択を動議しました。市議らは、費用、サービスの実績、契約の安定性について議論しました。料金値上げへの懸念を示す議員がいる一方で、どの選択肢でも料金は上がるとし、長期的な改善を重視する声もありました。この動議は賛成3、反対4で否決されました。
その後、ジェームズ・アルバーソン市議が少数意見報告を採択し、Recologyとの契約を承認する動議を提出しました。この動議は6対1で可決されました。
Recologyは2027年4月1日から、レントンで固形廃棄物サービスを提供する予定です。
